クラブだより

絵手紙倶楽部活動報告

 

2015年3月9日は絵手紙倶楽部の活動日でした。

そして会員でありなおかつ指導者としてご尽力くださった、石田晶子先生の最後の授業(?)の日でもありました。

 石田先生はご都合で絵手紙倶楽部を脱会されることになったのです。
最後の授業といえども、石田先生は優しく語りながら決して手を抜きません。

   
     

 絵手紙は基本が大事です。基本をしっかり守りましょう」「筆の先端を持って、ゆっくりと1分間に10センチ位進む速さで線を引きましょう」「線は右から左、左から右へ。 上から下へ、 下から上へ。

うずまきも書きましょう」とご指導下さいました。

 私達が線を引く練習に熱中している間に石田先生は大きな和紙を裁断なさり、「この和紙にカレンダーを描きましょう」と今日の課題を提案されました

 私達がカレンダーの枠組み作りに苦労をしていると、石田先生は線引きの為の空間配分の仕方を説明してくださいました。


           
           

 私達が枠組み作りに熱中している間に、石田先生はカレンダーに描く画材・・野の花
ふきのとう・・・を机上に並べて「良く見て描きましょう」とおっしゃいました。

このように次々と気配りをして、私達を[描く気]にさせてくださいます。

おかげさまで、それぞれ素晴らしいカレンダーを作ることができました。

 12時からは送別会が開かれました。石田先生へ花束と記念品の贈呈の後、4年前の「絵手紙倶楽部誕生秘話」が披露されました。

 
     

会は歓談の内に和やかに進み、最後に各自が石田先生への「感謝の言葉」と「作品作りの思い出」を語り、お開きとなりました。

石田先生 長い間ご指導有難うございました。心温まる思い出を沢山いただきました。おかげさまで「絵」と「書」に親しむことができ、人生の幅が広がりました。

 石田先生、どうぞご自愛の上これからもご活躍ください。
 
 なお、絵手紙倶楽部は石田先生のご指導を基本にして活動を続行致します。

 

  投稿:福祉環境科 東山 常子 
  写真:福祉環境科 斎藤 明秀